帝京大学ダラムキャンパス規則

(総則)

第1条:この規則は、帝京大学学則に基づき、帝京大学ダラムキャンパスの教育棟及び学寮に適用される付則である。

第2条:ダラム大学のカレッジ教室、図書館、グランドその他の諸施設の利用は、ダラム大学学則及び諸規則に従って行われるものとする。

(管理・運営・組織)

第3条:教育棟及び学寮の管理、運営は校長がこれを担当し、それらの管理、運営に必要な組織及び細則は別に定める。

(特則)

第4条:欠席時数が多く、また学習態度が甚だしく悪い等の理由で修学の意志無く、大学の指導にもかかわらず改悛の見込が無いと判断された場合は、帰国命令等を含む処分を行う。

第5条:授業時数の三分の一以上を欠席した場合には、当該単位を取得出来ない。万一病気等で欠席の場合は、都度所定の報告書を提出すること。

第6条:帝京大学ダラムキャンパス生は帝京大学生として、大学キャンパスの内外を問わず品位と規律のある行動を取る義務がある。特にダラム大学カレッジに於いては、日本の若者の代表として品位をもって行動すること。

帝京大学ダラムキャンパス教育棟細則

(施設)

第1条:教育棟には諸施設が含まれる。
(1)教室(2)講師室(3)資料室(4)事務室(5)リーディングルーム及び図書館

第2条:教育棟諸施設(但し図書館を除く)の利用については次の通りとする。
図書館の利用については別に定める。
施設の開閉8時30分から18時まで。
但し、校長が特に認める場合及び講師室、事務室はこの限りではない。

(禁止行為)

第3条:教育棟において、次の各号に掲げる行為はこれを禁止する。
但し、学長及び校長が特に認めるときはこの限りではない。
(1)指示された場所以外に掲示をすること。
(2)宿泊をすること。
(3)飲酒、食事をともなう大掛かりなパーティーを催すこと。
(4)教育棟内で喫煙すること。
(5)指定された場所以外に物を置くこと。
(6)チューインガムを噛むこと。
(7)帽子等を被ること。
(8)事務室、教室、閲覧室、図書館内で飲食すること(コモンルーム内でのみ飲食可)。
(9)ビーチサンダル等のカジュアルな履物にての登校。
(10)修学の場にふさわしくなく、学生としての品位を保てない服装をすること。

第4条:前条の規定に違反したときは、その使用を直ちに中止させる。


(建物・施設・備品の保全)

第5条:建物・施設・備品の点検及び保全は、事務職員が当たる。学生はその使用にあたっては、正常な状態の維持に十分留意すること。

第6条:建物・施設・備品を滅失、破損、または汚損したときは、直ちに事務室に届け出るとともに、その事由によってはその損害を賠償しなければならない。


(災害予防)

第7条:教育棟の災害予防については関係公的機関の指導により、校長、または校長の指示に基づき事務長がその任に当たる。

図書館利用細則

(開館・休館)

第1条:図書館の開館については次の通りとする。
開館時間 月・水・木・金曜日 10時から16時
*上記の時間であっても祝日、夏期、冬期及び学年末休校日は休館日とする。

第2条:臨時休館日及び開館時間の変更はその都度掲示するものとする。

(利用)

図書館の利用者は帝京大学ダラムキャンパス教職員、分校生、ダラム大学教職員、学生とする。但し、図書館長(校長)の許可を得た者は、その許可証の記載するところに従い、利用が認められる。

第3条:入館手続きは次の通りとする。
入館者は学生証もしくは閲覧許可証を図書館員に提示し、勉学に必要な図書、ノート、筆記具を携帯しそれ以外の所持品を所定の場所に保管してから入館する。

第4条:退館手続きは次の通りとする。
退館者は館内に持ち込んだ図書、ノート、筆記具等を図書館員に提示し点検を受け、所定の場所に保管した所持品を取り出し退館する。

第5条:図書の貸出し冊数及び期間は次の通りとする。
学生(帝京大・ダラム大) 1人3冊以内 1週間
大学院生(ダラム大)   1人5冊以内 2週間
教職員(帝京大・ダラム大)1人10冊以内 2週間
但し、校長が特に必要と認めた場合はこの限りではない。また、本館の必要に応じて即時返却を請求することがある。

(禁止行為)

第6条:図書館内では静粛を保ち、他人に迷惑をかけてはならない。

第7条:館外貸出し図書は他人に転貸してはならない。違反した場合は、罰金の対象となる。

第8条:館外貸出し図書は定められた返却日に絶対に遅れないこととする。返却期日に遅れた場合は所定の罰金を課せられる。反省の認められない場合は、状況により以後の館外貸出し、または図書館の利用を停止することがある。

第9条:貸与された図書は大切に扱い、汚損してはならない。汚損した場合は、状況によりその損害を賠償しなければならない。

ショーイチ/エツコホール及びダラム大学カレッジ細則
(帝京大生)

(目的)

第1条:EFL教師は、担当するカレッジに所属する本校学生に対して、カレッジ内の火災発生時の規則、防犯、品行及びその他のカレッジ生活に必要な重要事項に関して説明する。

(学生委員長・副委員長)

第1条:学生委員長1名と副委員長1名を全学生の中から選出する。任期は原則として任命後、帰国時までとする。

第2条:帝京大生は、ダラム大学のカレッジのメンバーとしてカレッジに所属する。各カレッジには、帝京大生の中から選出したリーダー1名、副リーダー1名を置く。任期は原則として任命後、帰国時までとする。

(長期休暇中のカレッジの取扱い)

第1条:帝京大生は、長期休暇中各カレッジが閉鎖されることを認識すること。ダラム大生が退寮した後も帝京大生のために食事の提供等各カレッジが特別に配慮している事をあわせ認識すること。

第2条:カレッジに居住する帝京大生は、やむを得ぬ事由によりショーイチもしくはエツコホールに一時的に移動させられることがある。この場合十分な時間の余裕を持って事前に通達される。

(外泊)

第1条:特別の事情があって学生が外泊する場合は、所定の手続きを踏み、各カレッジのEFL教師及び校長の許可を事前に取得すること。

(保健・衛生)

第1条:カレッジ内の学生の保健衛生管理については、必要に応じて福祉担当職員の指導のもと、EFL教師がその任に当たる。

(火災予防)

第1条:
第1項 ‐ 火災発生時には、各カレッジの火元責任者の指示に従わなければならない。
第2項 ‐ 学生は火災予防に関する規定を遵守しなければならない。ルールに従わなかった場合は、所定の罰金が課せられる。ろうそくを部屋に持ち込むことは禁止する。
第3項 ‐ 火災避難訓練は指示に従って真剣に行うこと。ルールに従わなかった場合は、所定の罰金が課せられる。
第4項 ‐ 継続して違反行為を行う学生については、EFL教師、ポーター、ハウスキーパーが校長及びバーサーに報告し所定の罰則が課せられる。

(カレッジルーム規定)

第1条:
第1項 ‐ EFL教師及び帝京大学ダラムキャンパス職員は、管理・衛生を保つ理由で学生の使用する寮室に随時入室できる。
第2項 ‐ 学生は、自らの行動及び品行に責任を持ち、公共生活に必要な礼節を理解し行動しなければならない。
第3項 ‐ 外部からの訪問者(友人等)にはショーイチホールのポーター室備え付けのVisitor’s Bookに名前等を記入してもらうこと。午後11時以降、居室へ部外者を入れてはならない。学生は、部外者の行動及び品行に関しても責任を負う。
第4項‐学生はカレッジのルールを遵守するとともに、帝京大学生として恥かしくない行動をすること。

(罰則行為)

第1条:次の各項に挙げる行為は帝京大学学則に基づき罰金又はコミュニティーサービス等を含む処罰の対象となる。
 第1項 ‐ 暴力行為
 第2項 ‐ 過剰な飲酒行為。
 第3項 ‐ 他の者の迷惑となる深夜のパーティー、騒音、乱暴行為及び器物破損。
 第4項 ‐ 火災訓練時にビルから出ない等の違反行為。
 第5項 ‐ 禁煙区域での喫煙。
 第6項 ‐ 帝京大学及びダラム大学カレッジの品位を汚す行為及び公序良俗に反する行為。

(細則の改変)

第1条:本細則の改変は、ダラムキャンパス校長が決定する。

この規則は、平成28(2016)年4月1日より適用する。

ショーイチ/エツコホールに住む帝京生は、以下の基本的なルールを必ず守りましょう。

● 火災警報について
火災警報が聞こえたら、いつ何時でも迅速に建物から避難しましょう。非常口は緊急時に使用して下さい。また、火災探知機は蒸気(シャワー、風呂、熱した鍋や湯沸かし器等からのもの)でも作動してしまいます。誤報を起こさないよう気をつけましょう。

● ろうそくについて
寮内でのろうそくの使用は禁止されています。

● 火気について
ショーイチ/エツコホールに住む全学生はTeikyo University Fire Rules & Regulationsに従わなければなりません。その規則に従い、以下のことは固く禁じられています。
― 寮内での喫煙
― 寮の個室内での調理
― 寮内でのろうそくの使用
― 寮の各個室内で電化製品の過剰配線をすること
― 寮やLHCCに設置されている感熱/感温センサーや非常灯にいたずらをしたり手を加えたりすること。
以上の規則を破るとショーイチ/エツコホールではダラム大学の他のカレッジと同様に罰金として50ポンドが請求されます。
また、同様の違反を2回犯した場合、100ポンドが請求されます。そして3回同様の違反を犯した場合、罰金として150ポンドが請求されます。

● 防犯・安全対策
たとえ短時間でも寮の自分の部屋を離れる時には、必ず部屋の鍵を掛け、窓を閉めて施錠しましょう。
お財布等も安全な所に保管しましょう。特にクレジットカードをPINナンバーの保管には注意しましょう。(PINナンバーとクレジットカードは絶対に別々の所に保管しましょう。) 多額の現金(100ポンド以上)はキャンパスの金庫に預けること。

● 電化製品について
トースター、グリル、炊飯器、電熱器を個人の部屋で使用することは禁止されています。寮の個室内での調理は禁止されています。軽食を作る場合にはパントリーを使用し、使用後はきちんと後片付けをしましょう。

● 清掃について
寮の各部屋担当のクリーナーが1週間に1回その部屋に掃除機をかけます。

● 部屋の鍵について
寮の部屋の鍵はいつでも安全なところに保管しましょう。もしも鍵を紛失した場合、罰金15ポンドが請求されます。

● 騒音について
寮内では静かにしましょう。特に午後11時から午前8時の間は他の学生の睡眠/学習等の妨げになりますので絶対に静かにしましょう。

● 損害/損傷について
故意に寮の個室の備品を壊した場合、それを弁償してもらいます。また、個室や共用スペースで嘔吐し、カーペットを汚した場合、その処理や清掃のため50ポンドを請求されます。

● 禁煙について
ダラム大学学舎/寮内は禁煙区域となっています。喫煙は決められた場所で行いましょう。

● 寮施設について
TVエリア、音楽室やその他の共有空間を使う際には他の人の迷惑にならないよう、寮の規則を守りましょう。

● 火災責任者について
ショーイチ/エツコホールでは学期ごとに火災時責任者を任命します。

● 洗濯室について
洗濯機/乾燥機の使用が済み次第、早急に自分の洗濯物を回収しましょう。

● パントリーについて
以下の時間帯のみにおいて、パントリーでの軽食作成を許可します。
  月曜~金曜 午後7時~午後10時の間
  土曜・日曜 午前8時~午後10時の間
パントリーに設置してある電熱調理器や備品を使って下さい。使用後は早急に後片付けをしましょう。
パントリーにはそれぞれ適した収納場所があります。また出来る限り自分の食料には自分の名前を書きましょう。
全てのパントリーはポーターにより火災防止の為、深夜12時に閉鎖されます。これ以降のパントリー使用は禁止となります。

● コンピューターについて
寮のコンピューター室は寮に住む学生の為のものです。施設に設置されているものは適切に使用しましょう。

● 音楽室について
音楽室には皆さんが使用できるギターやキーボードが有ります。

● エツコホールのアップライトピアノ使用について
使用する場合は、使用規定に従ってください。また、ピアノは大事に扱いましょう。

● 個人宛の郵便物について
全ての郵便物は安全の為、ポーター事務所に預かられます。自分宛ての郵便物を受取るにはポーターのところに行きましょう。

● 個人の所有物の格納について
個人の所有物を格納しなければならない時期(主に夏期休暇中)にはポーターから指示された場所にそれぞれの荷物をしまいましょう。格納する箱全てに封をし、自分の名前を記入しましょう。

● 自転車置き場について
もし自転車を所有している場合には寮の専用の自転車置き場に駐輪することを強くお勧めします。また、その場合にはヘッドポーターに相談して下さい。

● 灰皿について
寮の入口には灰皿が設置されています。タバコの吸殻や灰はこの灰皿に捨てましょう。灰皿の移動は禁止です。道路や廊下にゴミを捨てるのは止めましょう。

● ドラッグ/薬物について
全てのドラッグ/薬物の所持または使用を厳禁とします。所持または使用が発見され次第、警察に通報し、その該当学生は強制的に退寮となります。この場合、寮費の払い戻しは行われません。また警察による法的手続きが行われると共にその学生は日本へ強制帰国させられることとなります。

● 自動車/自動二輪等の運転について
帝京大学ダラムキャンパスの学生の留学中の自動車/自動二輪等の運転は禁止されています。

以上

火災時の行動心得(ラフカディオ・ハーン・カルチュラル・センター)

火元の発見

1.最寄りのアラームガラスを割ってボタンを押す。
2.ボヤ程度で、火が大きくなりそうもない時は、最寄りの消火器取って1度だけ消火を試みる。その際、決して身を危険にさらさないこと。また、1度消火に失敗したら、直ちに建物から退避すること。

警報を耳にしたら

1. 慌てないで行動すること。
2. 作業を中止し、全ての窓を閉める。
3. 各講義室、オフィスを出る際、他に残っている人が居ないことを確認したら、ドアを閉めて退避すること。
4. 最寄りの出口より落ち着いて迅速に退避すること。その際、エレベーターは決して使用しないこと。
<通常の退避口>

退避口 正面玄関 裏の非常口
2nd Floor 会議室・メインオフィス 校長室・バーサー室・GM室
ミュージックルーム 秘書室・テラス・洗面所
1st Floor EFLコースリーダー室 講師室
LR1~3・LT1~2 EFL室・LT3・洗面所
Ground Floor レセプションオフィス 図書室
リーディングルーム  洗面所

※ 階段や廊下にいる者は、最寄りの非常口を利用して退避すること。

建物からの退避

1. 出来る限り早く、LHCC の駐車場へ退避する。事務主任は、全ての教職員と学生の名簿を持って出る。退避するものは、道路を遮って消防隊の邪魔をしてはならない。
2. LHCC の駐車場に到着後、教員は学生の数を事務主任へ報告する。事務主任は、そこにいない全ての者をバーサー、または代理の者に報告する。それから、バーサーまたは、その代理の者は消防隊と落ち合い指示を与える。
3. バーサーもしくは代理の者の承認があるまで学内に立ち入ってはならない。
平成12(2000)年4月1日より実施する。

火災時の行動心得(ショーイチ/エツコホール)

火災警報

1. 警報が鳴った場合、次の通り行動すること。

火元の発見

2. 最寄りのアラームガラスを割ってボタンを押す。
3. ボヤ程度で、火が大きくなりそうもない時は、最寄りの消火器を取って1度だけ消火を試みる。パントリーで料理中、フライパンに火が入ったら、壁に設置されている消火用毛布を使用する。その際、決して身を危険にさらさないこと。また、1度、消火に失敗したら、直ちに建物から退避すること。

警報を耳にしたら

4. 慌てないで行動すること。
 A. コリドー長 : 直ちに担当地域の仲間を起こし (室内からの応答を確認し)、退避する。 その際、厚手の衣類、ノート、鉛筆、懐中電灯を忘れないこと。
 B.ポーター:(i) 教務、及び、福祉担当職員 を配置につかせ、警戒させる。
(ii) 登録台帳、ノート、鉛筆、懐中電灯、寮生リストを忘れないこと。
(iii) 各ホールの両開きドアを開放する。大半の者の退避を確認の上、ドアを閉 める。
 C. それ以外の者: 最寄りの出口より落ち着いて迅速に退避すること。

<通常の退避口>

  正面玄関 非常口(東)
(1.10号室脇)
非常口(西)
(2.36号室脇)
ショーイチ・ホール 2.28 - 2.41
3.01 - 3.12
3.14 - 3.27
コモン ルーム
1.01 - 1.10
2.01 - 2.12

(2.19 号室脇)
2.14 - 2.27
3.28 – 3.41
  正面玄関 非常口
(1.08号室脇)
 
エツコ・ホール 2.09 - 2.16
3.01 - 3.08
3.09 - 3.16
1.01 - 1.08
2.01 - 2.08
コモンルーム
 

※ 階段や廊下に居合わせた者は、最寄りの非常口を利用して退避すること。

建物からの退避

5.  出来る限り早く、エツコホール横 (St. Mary’s College渡り廊下手前の場所) へ退避する。消防隊到着の妨げとなるので、避難する際にショーイチ/エツコホールへの道路を遮ってはならない。

6. 避難場所にて、教務、及び 福祉担当職員は、ポーターの協力の下、各ホールの人員を点呼し、バーサーに報告すること。 その後、バーサー、またはポーターが消防隊に説明や指示を与える。

7. バーサーの承認があるまで学内に立ち入ってはならない。

平成13(2001)年4月18日より実施

TEIKYO UNIVERSITY OF JAPAN IN DURHAM
EXAMINATION REGULATIONS

  1. Students must sit on their allocated seat in the appointed testing centre, otherwise the result will not be valid.
  2. Students must have their own student card with photograph and put it on display as directed by the invigilator. Students without a student card on the table will not be allowed to take the examination.
  3. Any unfair practice (i.e. cheating) while taking an examination will result in the immediate termination of the test. In general, all credits or parts of credits in the term will not be given. Students may be subjected to a strict disciplinary punishment, based on the regulations of Teikyo University.
  1. 指定された試験場及び席で受験してください。指定された試験場及び席で受験しなかった場合は無効となることがあります。
  2. 学生証を必ず持参し、試験監督の指定する場所に置いてください。学生証を携帯しない者は受験できません。
  3. 試験中に不正行為をした場合、即時受験停止となり、その学期すべて、または一部の単位が無効となります。監督者の指示や注意に従わない場合も、不正行為とみなされますので注意してください。